自分の「デフォルト」を上げていく

何が苦手って、朝が凄く苦手でなかなか起きれない。
朝6時半だとまだ早いほうで、7時過ぎくらいにやっと起きれて、起きても何だか体がだるくて。
以前は朝5時に起きていたこともあったけれど、一回途切れてからなかなか起きれなくった。
目と目がくっついて離れない朝
7時が自分のデフォルトで、それで納得なら問題はない。
そもそも夜型なので、夜は午前1時2時に寝るのだから7時に起きれば睡眠は5時間。
「8時間は寝れ」と世間では言うけれど、まぁ5時間でもそこまで寝不足ということもない。
が、起きた時になんだかだるい。
「まぶたがくっつく」という言葉があるが、まさにそれで、気持ちは起きているのに目が開かない。
どういうことょ?とあたふたと無理やり手で目をこじ開ける。
いつからそんな感じになってしまったのか、私のおめめ。
これでいいんだ、これが私のライフなんだと思いつつ、なんだかもやもやする。
毎日5時半と6時に目覚まし時計をセットしてみては、すぐに時計のベルを止めてまた寝てしまう。
自分では「朝6時に起きる」と決めて呪文のように何度も繰り返しながら寝るのだけれど、思うようにならない。
けれど、そんな私にも「転機」のときはやってくる。
今、密かに受講している動画講座の中で、その講師の先生が「自分のデフォルトを上げな(厳密にはそんな言い方ではない)」と。
「何もしないと何も変わらない」と。
確かにそうで、それはわかっていたはずだった。
けれど、考えてみれば、私は「朝6時に起きれない」という自分の枠からずっと出ていなかった。「出て行けなかった」という言い方もできるけれど、「それでもいいんじゃないか」と心の中で思っていたかもしれない。
「夜2時に寝て7時に起きる」・・いいんじゃない、それも。それが自分の生活のリズムならと。
そして、それが私の「デフォルト」だった。
その講師の先生は11時に寝て3時に起きて、昼間15時くらいまで仕事してあとはnetfilix(動画サイト)を見る、と言っていた。
それは理想だけれど、今の私には真似はできない。
けれど、その時思った。
「もしかして、3時には起きれないけど、4時には起きれるかも」と。
デフォルトを上げて朝4時に起きる
目覚まし時計は3時50分にセット。
夜11時に寝るためには10時には寝るための準備をしないといけない。
主人をお風呂に入れたり、後かたづけや自分の仕事の段取り。
そして11時にはふとんに入る。
寝床でやっていたゲームもやめて、すぐに目を閉じる。
そして、朝3時50分時計のベルが鳴る。
おもむろにベルを止め、そして4時に体を起こす。
で、出来るじゃん、私。
瞑想して軽くストレッチ。
シャワーして、そして7時まで仕事。
おおおおおおおおーーー!
体すっきり。だるくない。
昼間も変に眠くならず、やることリストをこなしていく。
決めてないときと決めた時の境界線
「6時に起きる」というのも決めていたはずだった。
けれど、起きれずにいた。
「4時に起きる」と決めた。難なく起きれた。
夜2時に寝て朝7時に起きるのも、夜11時に寝て朝4時に起きるのも、同じ5時間の睡眠時間。
けれども、確かに「境界線」はある。
この「境界線」を超えて生活を少しづつ変えていくのが「デフォルトを変える」ということなのかもしれない。
昨日まで7時でもグダグダしていた自分。今日からは朝4時に起きてシャキシャキしている自分。
そこには今までと「違う自分」が確かにいて、今度はそれが自分の「デフォルト」になっていく。
仕事でなんだかんだ悩むより、生活の質をちょっとずつでも変えていった方が、結局はいろんなことが上手くいく気がする。
朝4時に起きても、不思議と昼間眠くならない。
そして、それは自己肯定感にも繋がっていく。
きっかけって、実際には会ったこともない動画の中の講師の人の一言。
そんなことで、自分の生活が変わることもある。
「出来ない」こともいつか、「出来た」に変わるタイミングが来る。
その時、きっと「デフォルト」は変わっていく。
ありがとうございます。